事例紹介[お客様の声] CASE STUDY

他校で運用できているなら自分たちもできるはずだと思っていた

帝塚山中学校 高等学校

April.2018

2018年度の中学・高校の入学試験の採点業務にデジタル採点システム「YouMark」をご導入いただきました。
「YouMark」の導入を推進いただき、採点関連業務の統括を担当された、情報センター長でありICT実行委員長の永友裕先生と、各教科で採点に携わって頂きました先生方に、「YouMark」導入の経緯、導入後の効果、今後の課題についてお話を伺いました。

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他校で運用できているなら自分たちもできるはずだと思っていた

昨年の展示会からご採用を検討いただいたと思いますが、永友先生はこういったシステムがあるのはご存知でしたか?

永友先生実は2年前の展示会で佑人社さんのブースにお邪魔しているんですよね。そのときにデジタル採点のお話は伺っていましたが、本校ではあまり効果的だと思っていませんでした。
その後、昨年導入された学校の話を管理職が聞いてきて、「劇的に早くなる」というから本校では導入できないのか話を聞いてくるように言われましたね。それは確かに早くなるなとは思っていましたので、お話を聞いてすぐに「うちでもやれる」と報告を上げましたね。

10月に先生方を集めた会議の席にお邪魔しましたが、その時にはもう採用は決定していましたか?

ちょっと微妙なタイミングでしたが、教員向けにはやる方向だと伝えていましたし、私自身もやるつもりでおりました。教員の中からは不安を感じる声もありましたが、「他校でやっているものはうちでもやれる」というのが自分のコンセプトにあるのと、前年に難航したweb出願に比べると、本校用に合わせる必要がないので、それほど複雑ではないと思っていましたね。
何より、数年前から午後入試を始めたこともあり、採点が深夜までにおよび、教員の負担が大きいという状況の中で、採点時間の短縮が学校にとっては大きな課題でした。そこで他校で大幅な短縮を実現できているという話も聞いておりましたから、是非とも導入したいと思っていましたね。

システムの効果は期待以上。採点の操作が簡単なのもよかった

導入を決めて頂き、一番大変な中学入試初日、午前入試、午後入試の日を迎えた訳ですが、実際に本番業務をやってみての感想はどうでしたか?

正直に言って、システムの効果は期待以上だったと思います。
設定は別として、採点ユーザーは本当に簡単な操作でストレスがないと思いましたね。私はマニュアルを配布しましたが、読んでない先生でも何となくできる仕組みだなと感じました。PCの操作に不慣れであっても、まわりの人に聞けばわかるレベルなので、安心していました。
出題委員の先生には前日に設定をやってもらいましたが、これも個人差はあるものの思っていた以上に大丈夫だなと思いました。

デジタル採点のメリットは大きく教員もその特性をよく活かした

実際に採点に携わった先生方はどんな感想を持たれましたか?

赤阪先生ひとつ非常に助かったことがありました。1問全員マルにしなければいけない問題が発生したのですが、瞬時に対応出来たのは良かったですね。紙での採点ならすべての答案をめくって確認して、しかも点数計算、入力もやり直さなくてはならなかったですから、深夜におよんだのは間違いなかったです。

小林先生とにかく採点が早かったです。採点のスピードが上がるので、出題する問題も変えていけると思いました。今まではどうしても採点時間がネックになり、本来出したい問題が作れなかったこともありました。

西川先生電卓を打って点数計算する必要がないのは本当に助かりました。それだけでもかなりの時間短縮になっていると思います。

小林教頭国語の論述問題は、当初これまでどおり作題委員の先生が採点していたのですが、システムの特性を活かして、2日目からは軌道修正して作戦を変えたのが上手くいきました。

永友先生最初はちょっとバタバタした教科もありましたが、2日目以降は高校入試も含めて非常に上手くいきましたね。どの教科も上手く適応できたと思います。また、これまでの採点方法を想定して問題を作っていたので、採点の進め方、システムを想定して問題や採点基準を作ることになろうかと思います。

来年は人員配置変えることも含め運用方法はいろんなオプションが使える

次年度に向けて考えておられることはありますか?

小林教頭今年はひとまずこれまでどおりの人員配置、運用方法で採点を行いましたが、来年は変えるオプションもあると思っています。教科の採点スピードのばらつき具合も見えてきましたので対応できます。採点と監督を分けるとか、記号問題ならどの教科でも対応できるので他の教科を手伝うとか、いろんな案をこれから考えていきたいと思っています。

小林先生出題委員の教員は毎年変わるので、設問設定のやり方は各教科で上手く引き継げれば良いなと思っていますが、ここはひとつ課題です。やはりもう少し手順がわかりやすいと良いなと思っています。マニュアルを見なくても画面を見て手順がわかるようになっていると助かりますね。

入試問題を作成する担当者にとって正答率の情報は非常に役立つ情報

小問ごとの正答率の情報は出題委員の先生方がよく見ておられましたが、かなり役に立っていますか?

永友先生これは非常に役立ちますね。自分で作った問題の正答率は特に気になる情報です。同じ問題で複数のコースの合否を判定しますので、難易度の傾斜はかなり慎重に作らなければならないのですが、ここが思い通り作れているかはポイントになります。正確な正答率の情報がしっかりと取れて、分析に使えるのは大きいですね。

定期テストでのYouMark運用時は効率化よりも教育効果がメインになる

定期テストでの利用も検討しておられると聞きましたが、この正答率の情報はここでも役立つでしょうか。

永友先生これは入試の時以上に重要になると思います。ここが授業でちゃんと教えられていない、伝わっていないというのがしっかりと分かりますから、学年を引き継ぐときには次の教員にしっかりと伝えたい情報でもありますね。正答率の情報を一緒につけて返しても良いと思います。そういう意味では、入試とは逆転して効率化よりもテストの効果を上げる、生徒の指導という意味合い、教育効果が主になると思いますね。定期テストで使っていくためにも、もう少し使いやすいシステムになることを期待しています。

帝塚山中学校 高等学校

帝塚山中学校 高等学校

奈良県奈良市学園前にある私立の中高一貫校。
授業は男女別クラスで、課外活動や全校行事等は合同で行う「男女併学」制度を採用しており、知識のみに偏らず総合的な人間力を高める伝統の「力の教育」で、高い知性と豊かな情操を備えた、次代をリードするたくましい人間を育てている。

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