事例紹介[お客様の声] CASE STUDY

デジタル採点は費用がかかり、
校内では使えるものではないと思っていました

清風南海学園中学高等学校

March.2017

2017年度の中学・高校の入学試験の採点業務にデジタル採点システム「YouMark」をご導入いただきました。
「YouMark」の導入を推進いただいた、教務部次長でありICT委員会座長の折戸正紀先生、実際のYouMark設定・管理を担当された事務の裏山隆一様、採点後の集計作業を担当された事務の嶋田千尋様のお三方に、「YouMark」導入の経緯、導入後の効果、今後の課題についてお話を伺いました。

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最初に折戸先生にお目にかかったのは、昨年5月の展示会、東京ビッグサイトで行われた「教育ITソリューションEXPO」でした。そこで「YouMark」をご紹介させていただきましたが、ご来場いただくにあたって入試の採点のことは念頭にございましたか?

折戸先生まったく考えていませんでしたね。タブレットなど生徒向けのICT関連の情報集めでした。でも、佑人社さんのブースで説明を伺い、デモを拝見して「これは!」と思いました

デジタル採点自体はすでにご存じでしたか?

折戸先生数年前からそういったものがあるのは知っていましたが、費用がかかり学校内で使えるものではないだろうなと思っていました。入試の採点業務は例年大変でしたが、大幅な改善は見込めず、ある意味仕方ないなと感じていました。ですが、展示会で実際にデモを見て、これは入試で役に立つなという実感を得ました。

導入決定までは苦労したけど、
これは「面白い」と思って導入を進めた

そのあと、導入決定まではすんなり話が進みましたか?

折戸先生スタートは早かったですね。5月の展示会から戻ってすぐに管理職などには話をして、中学受験のプレテストでどうかという意見も出ていました。そのあと6月に佑人社さんに先生方の前でデモをして頂き、多くの先生方から好感触を得ましたが、国語の論述問題の採点やクラウドの利用のセキュリティの問題など、様々な懸念事項が出て来て、導入の検討には時間を要しました。8月頃には自分自身が忙しかったこともあり、一時は今年度の採用を見送ろうかとも思いましたが、「採点のスピードアップ」「採点ミス削減」というメリットとともに、「これは絶対に面白い」という確信があり導入を進めました。当然、実際にメリットが出るだろうという確信もありましたね。

深夜に開催されていた合否ライン判定会議が
早く始められるようになった

実際にご導入頂いて、入試本番当日はかなり変化があったと思いますが、いかがでしょう?

折戸先生採点は早く終わりましたね。各々の教科の採点は夜遅くまでかかっていたのが、午後早い時間、もしくは夕方には完了して、先生方は通常業務に戻っていました。また、夜遅くに行っていた合否ラインの判定会議も早い時間にスタートすることが出来ましたね。夜までの作業を想定して、先生方用に夕食のお弁当を用意しているのですが、中学入試のB日程や高校入試では、早く終わったためお弁当を持って帰るような状況でした。スピード面ではかなりの効果が出たと実感しています。

4人の採点結果の一致確認を行うことで、
採点ミスが出ていないという安心感があった

ほとんどの設問を「4回採点モード」で行われましたが、結果としてどんな感触でしたか?

折戸先生従来の紙の採点でも1人が採点したあとに3回はチェックを行っていましたので、同様の4回採点というのは時間的に十分可能だと判断して行いました。トライアル的に使用した中学入試のプレテストの段階では採点スピードが速い分、思っていた以上に不一致になるものが多く感じましたが、本番の入試では先生方一人ひとりの採点精度も上がり不一致もかなり減りました。また、4人での採点の一致確認を行えば採点ミスになるものはないという安心感がありました。

体型化されていて、設定や管理は覚えやすかった

ほとんどの設問設定、採点振り分けなどを裏山様が担当されましたが、使い勝手はどうでしたか?

裏山様設定メニューは、試験全体の設定から教科、受験教室、小問の採点方法や採点者の権限まで体系化されていてわかりやすいと感じました。試験ごとに採点の方法も変わるため、設定方法も変更しますが、試験の1週間前には各教科担当の先生から問題数などを基本的な事項を確認して、設定し、試験当日は採点直前に模範解答を登録するだけで余裕をもってできましたね。試験の設定が一度できると、次の試験にコピーできる項目が多く、一度設定してしまえば、あとは簡単で大丈夫という感覚がありました。また、試験採点中に応援のため採点する先生の権限追加や採点結果の検証のための設定追加等、採点作業と採点結果確認等のスピードアップが比較的簡単にできたのが非常に良かったと思います。

採点後の入力作業がなくなったのは非常に効果的だった

採点後に行っていた嶋田様の作業について教えて下さい。従来の採点と大きな違いはありましたか?

嶋田様かなり変わりましたね。YouMarkからは採点結果が小問毎の得点としてダウンロードできるので、従来の大問得点集計のプログラムを小問集計用に改良しました。YouMarkからのファイル出力は自由に列指定が出来るので、すぐに連携が取れました。また、入力作業がなくなったことも大きかったですね。これまでは、採点結果が入力できるように特別にPCをセットアップし、セキュリティを確保した部屋に用意していましたが、その必要がなくなったことで負担がかなり減りました。さらに入力後のチェック等の作業も少なくなりましたので、全体の作業がかなりはやく終わったという感触がありました。受験者の採点結果を確認するのに、CSVデータだけでなく、受験番号で検索して答案用紙をすぐに画像で確認できるのも大いに役に立ちました。

折戸先生採点がやっと終わってからの得点入力作業は先生方にとっても精神的に非常につらいものでしたので、これがなくなったのは大きな負担軽減になりましたね。担当の先生にも喜ばれています。

今後の出題内容にも変化が、より良い入学試験が実施できる

「YouMark」のメリットを十分に活かして入試の採点業務に当たって頂いたと感じていますが、それ以外に変化はありましたか?

折戸先生これまでは、採点を「ミスなく」「早く」終えなければという課題がありましたので、どうしても採点しやすい出題形式にしがちなところがありましたし、配点も計算しやすい形を考えて作っていました。採点のデジタル化によって、我々がより出題したい形式で入試問題を作成し、受験生の学力をより正しく評価できるようになると感じています。
小問の正答率を簡単に分析できるようになったのも大きいですね。問題作成の担当者は事前に正答率の予想を立てているのですが、これを全問題完全にチェックすることが可能です。受験生の学力を測るのに妥当な問題だったかどうか、春以降に徹底分析を行うつもりです。これも次年度以降の出題に影響を与えると思います。入試の問題内容をより良いものに出来るということは思ってもいなかったメリットでした。

学校法人 清風南海学園 中学高等学校

学校法人 清風南海学園 中学高等学校

大阪府高石市にある男女共学の私立中高一貫校。
大阪府有数の進学校であり、国公立大学や有名私立大学への合格者を毎年多数送り出している。タブレット端末の導入、全教室への電子黒板の設置などもいち早く行い、ICTを利用した教育の充実にも力を入れている学校である。

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